今回ご紹介するのは京都市中京区の錦天満宮です。町中にある神社という感じです。
錦天満宮ってどんなところ?
錦天満宮は、京都の中心部、四条河原町から歩いて5分。新京極「錦市場」の東の突き当りにあります。すごく賑やかで、特に観光客の人がたくさんでした!
ここは平安時代に、学問の神・菅原道真公の生家である「菅原院」が「歓喜寺」と名前を変え、その後、嵯峨天皇の皇子・源融公の旧邸に移転した際に、天神様をお祀りされたのが創建だそうです。
その後時代が変わり、桃山時代天正年間に豊臣秀吉によって行われた都市整備の中で、「金蓮寺」内に移転、その後明治五年(1872年)に新京極通の開通に合わせた形で今の場所に移転しました。
菅原道真公をお祀りする多くの「天満宮」の中でも、特に道真公と深く関係する神社を「菅公聖跡二十五拝」と言い、今でも巡拝が行われたりしますが、この錦天満宮はその第二番とされています。
学問の神様ということで、合格祈願などでも有名ですが、市場中の神社で、商売繁盛のご利益もあるとされています。
繁華街のど真ん中の神社ですが、境内はとても静かで花も綺麗ですし、御神水も沸いています。「錦の天神さん」と地域の皆さんに親しまれているそうです。
錦天満宮へのアクセスは?
京阪電車(祇園四条駅)、阪急電車(河原町駅)、市営地下鉄、市営バスなどがありますが、私は阪急電車で行きました。
錦天満宮の御朱印
こちらでいただいた御朱印はこれです。書き置きのみです。
錦天満宮の境内風景
神社の入り口。現在の鳥居は昭和10年(1935年)に建てられたものですが、鳥居の上部が区画からはみ出てしまい、後に建てられたビルに鳥居の一部がめり込んだ形になっています。それがまた珍しいと評判になっていたりします。
提灯もたくさんぶら下がっていて賑やかです。
御由緒を書いた立看板がありました。
撫で牛。みんなが撫でるからピカピカ!(笑)
からくりみくじ
神社に入って社務所のところに行くと、「からくりみくじ」があります。なんと、参拝者が近づくと神楽が鳴り始め、それに合わせて獅子舞が始まります。また、お金を入れるとその獅子がおみくじを持ってきてくれます。とても楽しい仕掛けです。(おみくじは、総合みくじ・和英文みくじ・和英文花みくじ・恋みくじ・こどもみくじ・よろこびみくじの6種類があります)
ツイッターに上げていらっしゃった方のものを共有させていただきます。
錦天満宮の、からくりみくじをひきました✨ pic.twitter.com/Qsrdjo9OSf
— 植野 銀月 (うえの ぎんつき) (@gintuki_ueno) February 14, 2019
こちらの神社には、その他に、ボタンを押すと、拍子木の音が鳴って道真公のお話を紙芝居で語ってくれる「紙芝居ロボット」もあります。いろんな工夫が嬉しいですね。
動画を共有させていただきます。
ありがとうございました。
商店街の中にある神社は私もいくつか知っていますが、ここも賑やかそうですね。
それでは最後に錦天満宮のデータをまとめます。
DATA
名 称:錦天満宮(にしきてんまんぐう)
住 所:京都市中京区新京極通り四条上る中之町537番地
電 話:075-231-5732
御祭神:菅原道真公
御神徳:知恵、学問、商才、招福、厄除け、災難除け
創 建:長保5年(1003年)
ホームページ:http://nishikitenmangu.or.jp
時 間:開門午前8時 閉門午後8時30分
交 通:
京阪電車 京阪本線「祇園四条駅」下車徒歩8分
阪急電鉄 京都線「河原町駅」下車徒歩4分
京都市営地下鉄烏丸線「四条駅」下車徒歩10分
主な行事
5月25日 春季大祭
11月25日 秋季大祭 献茶、献華、舞楽奉納、詩吟
毎月1日、15日 月次祭
毎月25日 遠州流生け花展、ごま木(焚上串)お焚上
次回もkarinさんのご案内で、京都・本能寺をご紹介する予定です。
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