御朱印の素朴な疑問〜初心者さんの質問にお答えします

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この記事では、主として御朱印集めを始めてあまり経っていない、御朱印初級者さん向けに、御朱印に関する素朴なQ&Aを書いていきます。

私も最初の頃思ったことばかりです。慣れた方には当たり前のことだと思いますのでスルーしてくださいね。

なお御朱印帳に関するQ&Aもありますが、多くなりそうなので分けました。

御朱印帳に関するQ&Aはこちらの記事をごらんください。↓

御朱印イメージ
QAキャラクターQ

御朱印ってそもそもなんですか?

QAキャラクターA

御朱印はもともと仏教を信心する人が、お経を書き写す修行(写経)をして、それをお寺に納めるときに、確かに納めたという証し(証明書)として発行していたものです。お寺の名前や日付を筆書きし、朱の印を押しました。

それが時を経て神社にも広まり、写経の証明書というより参拝した証しとして発行されるものとなりました。現在では御朱印帳あるいは納経帳というものに書いていただき、参拝の記念として保存・鑑賞する色合いが濃くなっています。
 

QAキャラクターQ

どんな人でももらえるのですか?

QAキャラクターA

もちろんどんな人でもいただけますが、前の項で書いた通り「参拝したことの証し」ですから、参拝もせず、御朱印所に直行して印をいただいたらすぐに帰る、というのはよろしくないです。あくまで心を込めて参拝し、その後にいただくようにしましょう。

QAキャラクターQ

御朱印はどこのお寺や神社でもいただけますか?

QAキャラクターA

多くのお寺や神社でいただけますが、どこでもというわけにもいきません。例えば西日本に多い「浄土真宗」のお寺では基本的に御朱印を出していません。それ以外にも出していない宗派があるかもしれません。

普段そこに住職さんや神職の方が常駐されていれば出していただけることが多いと思いますが、普段いらっしゃらないお寺や神社も少なくありません。そういうところでは当然いただけません。
(中には「御朱印の方はこちらに連絡してください」と張り紙があるところもありますが)

浄土真宗以外の有名なお寺、有名な神社では概ねいただけると思いますが、気になるようなら事前に電話するなりして確認しておけば安心です。

QAキャラクターQ

御朱印の料金はいくらですか? 神社とお寺で違うとか、大きい神社だと高いとか、ありますか?

QAキャラクターA

現時点(2018年7月)で多くの神社・お寺で300円です。まず300円が基本だと思っていいでしょう。ただし500円のところもありますし、見開きで600円というところもあり、いろいろです。「お気持ちで」と言われることも結構あり、そういう時はちょっと困りますけどね(笑)。

多くの寺社で「御朱印○○円」と書いてありますから、まずはそれを確認すること。もし書いてなかったら遠慮なく「おいくら納めればよろしいでしょうか」と訊いてみてください。

なお、御朱印はお札やお守りと同様、商業的な「販売」ではありません。なので「料金」という言い方は馴染みません。

神社では「初穂料(はつほりょう)」という言い方をします。お寺ではちょうどいい言い方がないようですが「お志」「志納料」という言い方をされるところが多いようです。参拝の気持ちを納めるという感じでしょうか。いただくときも「300円お支払いください」「お支払いします」ではなく、「お納めください」「納めさせていただきます」になります。

まぁ、料金ではありますが・・(^_^;)

なお、御朱印の値段についてはこちらの記事に詳しくまとめましたので、よろしければご覧ください。
『御朱印のお値段はいくら?御朱印帳は?素朴な疑問にお答えします』

QAキャラクターQ

お金は小銭でお渡しするのが礼儀と聞きました。お札しかなかった時は御朱印をお願いしないほうがいいですか?

QAキャラクターA

なるべくお手数をおかけしないために小銭を用意するのがもちろんいいのですが、お札しかなくても問題はありません。普通にお釣りをいただけますから遠慮しなくても大丈夫ですよ。

QAキャラクターQ

御朱印は神社やお寺のどこでもらえるのですか?

QAキャラクターA

ずばり「御朱印授与所」というような看板や張り紙があるところも結構あります。「納経所」というところがあればそこでいただけるはずです。それもなければお札やお守りが売っている場所で申し込むことが多いです。

あるいは普段神職の方やご住職さんがいらっしゃる、「社務所」「寺務所」で書いてくださることもあるので、わかならければ社務所・寺務所を訪ねるといいですよ。
 

QAキャラクターQ

お寺や神社によって複数の御朱印があることがあるようですが、一度に複数もらうことはできるのですか。複数あるいは全部もらったほうがいいものですか?

QAキャラクターA

大きなお寺ではその中の○○堂の御朱印と○○菩薩の御朱印、神社でも境内の中にある○○神社の御朱印が別になっているなど、いくつもある場合があります。あるいは「江戸十社巡り」「○○霊場○番札所」などのような形で別々の御朱印がある場合もあります。私が歩いた中でも、5種類程度あるところはかなり多いし、10種類近くあるところもありました。

そういうところで『複数いただいてもいいの?』ということについては、もちろん構いません。納める額はもちろん、×2、×3・・となりますが、いただけます。

複数あるいは全部『もらった方がいいのか』ということですが、これはご自由にということになります。御朱印集めという楽しみの面では、見て気に入ったものを複数いただくのも悪くはないと思います。私も2つとか、もらったりすることはあります。

ただ御朱印は「お参りした証」ですから、なるべくなら、お参りするごとにいただくという方が理にかなっているとは思います。一度にたくさんもらったから御利益があるというものではないので、そこは自ずから決まるのではないでしょうか。

また、現実問題として、御朱印は一つ一つ手で書いていただくので、時間がかかります。授与所が混んでいる時は他の方にも気遣いをするというのも大切なことです。

先日私が実際に経験した話ですが。。。
ある有名なお寺の授与所で、すごく混んで、長い列ができていたんです。順番がきたある方が「9種類全部ください」と言われたのですが、お寺の方に「今は混んでるので、他の皆さんのことも考えていただけますか」と注意されていました。せっかくだから全部欲しいという気持ちはもちろんわかりますが、確かに、混んでいる時はちょっと別ですよね。
 

QAキャラクターQ

もし御朱印帳がなかったら、手持ちのノートなどを出したら書いていただけますか?

QAキャラクターA

こちらはちょっと良くないですね。寺社によっては書いてくれるところもあるかもしれませんが、基本、御朱印帳以外はNGです。

御朱印帳を持たずに参拝した時は、持っていない旨申し出てください。たいていのところで御朱印帳サイズの和紙を用意されていて、それに書いてくださいます。それを持ち帰り、自分の御朱印帳に糊で貼ればいいです。
 

QAキャラクターQ

御朱印を書いていただいた後、ご住職やご神職に話しかけられたらどうすればいいですか?

QAキャラクターA


たいていの場合は「ご参拝ありがとうございました」とひとこと言われる程度ですが、私も時折「どちらからいらっしゃいましたか」とか「〇〇にお参りになったんですね」などと話しかけられることがあります。

そういう時は失礼のない程度に、またあなた自身に負担のない程度に、少しお話しされたらいかがでしょうか。

それも一つのご縁とも言えますし、会話を楽しむのも楽しい思い出になるかもしれません。

マッキー

ご質問があれば随時追加しますので、ぜひお寄せください!


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