マッキーです、こんにちは。
ここからは7回に渡って、私の住む広島市の表玄関・JR広島駅の北口周辺の寺社をご紹介したいと思います。
ここは「二葉の里(ふたばのさと)」と呼ばれるエリアになります(町名は二葉の里と山根町)。住宅もありますが、元々旧国鉄のいろんな施設があったり、鉄道病院があったり、そして神社やお寺など歴史的な建物の多い、静かな地域です。
何年くらい前からかわからないのですが、『二葉の里歴史の散歩道』という呼び名でこの周辺を散策しようという流れになったり、『二葉山山麓七福神めぐり』というものができたりして、市の方でも看板を立てたりチラシを作ったりしてアピールしています。
こんな感じの立て看板がこの地域のあちこちに立っています。
今回ご紹介する寺社も、基本的にこの『二葉山山麓七福神めぐり』に沿ったものです。
看板にもあるのですが、『二葉山山麓七福神めぐり』は以下の4つの神社と3つのお寺となります。
- 饒津神社
- 明星院
- 鶴羽根神社
- 広島東照宮
- 尾長天満宮
- 國前寺
- 聖光寺
それぞれの七福神は
- 饒津神社 → 恵比須天
- 明星院 → 毘沙門天
- 鶴羽根神社 → 弁財天
- 広島東照宮 → 福禄寿
- 尾長天満宮 → 寿老人
- 國前寺 → 大黒天
- 聖光寺 → 布袋尊
となっています。
全国あちこちにある『七福神めぐり』ですが、少しスタンプラリー的と眉をひそめる向きもあるかもしれませんが、私はそういう形で寺社を参拝して巡るのも面白いと思っています。
昔から言われる七柱の福の神様を巡ってお祈りをし、心を癒されるのも良いですよね。
なお、今回の『二葉山山麓七福神めぐり』では、一部、七福神が発見できなかったところもあります。改めて行ってきたいと思います。
ちなみにこの二葉の里の7つの寺社を、歩いてゆっくり回ったとして、2時間半くらいかなと思います。
エリア自体はそれほど広くないので、どなたでも楽しめると思います。広島観光と併せてこちらにも来られることをぜひお勧めします。
前置きが長くなりました。
それではそれぞれのご紹介に移りますね。
実際に私が歩いた順でもある、いちばん西側「饒津神社(にぎつじんじゃ)」から順にお届けします。
ではまず、この記事はスタートの「饒津神社」から。
饒津神社の場所
私ごとですが、今は引っ越しましたが以前は饒津神社まで歩いて10分ほどのところに住んでいました。ですのでとても近しい神社で、愛称の「にぎつさん」と呼びたくなります(*^▽^*)。
住所で言うと「広島市東区二葉の里2丁目」というところになり、JR広島駅から西に歩いて15分くらいです。
バスが、広島駅の北口や南口から出ていますので、それを利用されるのも良いと思います。「饒津(にぎつ)」で下車、徒歩1分です。車での参拝の方も境内に駐車できるので大丈夫です。
境内入口はこんな感じです。広々としています。
饒津神社の御朱印
先に御朱印をご紹介しますね。これです。
広島県の西部は元々「安芸国(あきのくに)」と呼ばれていましたが、その別名が「芸州(げいしゅう)」です。
鎮護は国を災いから守るというような意味ですから、この安芸国を守るところ、という意味でしょうか。
ちなみに、こちらの御祭神である浅野長政公は、広島藩(芸州藩)を治めた浅野家の祖先で豊臣秀吉の元・五奉行筆頭を務めた人です。
御朱印はこちらの社務所で。(唐門をくぐって左手にあります)
饒津神社の風景
入ってすぐのところに被曝松が祀ってありました。
入口を入って少し歩くと鳥居があり、先に唐門があります。唐門手前の左手には手水舎が。
唐門をくぐって進みます。
左手に社務所があり、正面にもう一つ石段があります。
石段を上ると、上が広くなっていて、拝殿があります。
拝殿の裏にまわると本殿が見えます。
拝殿裏にある浅野長政公の御陣中手水鉢
浅野長勲公の碑
稲荷社
御大典奉祝記念樹
拝殿の左手には、距離は長くはありませんが、小さな遊歩道が作ってあり癒されます。
遊歩道から見える川(京橋川)の風景もなかなか素敵ですよ。
饒津神社の七福神
『二葉山山麓七福神めぐり』、饒津神社は「恵比須天」です。
かなり探したのですがわからず・・あれぇ?と思っていたのですが、入口を入って左側の木々の間にいらっしゃいました。
ずらっといろいろな碑が並んでいます。写真一番奥が恵比須様です。
恵比須(恵比寿)天は漁業の神様であり、商売繁盛の神様ですね。
私も自分の商売繁盛を祈ってきました。(*^_^*)
正月のお炊き上げは全国各地で行われますが、広島でも盛んです。
「どんど」「どんと」などの呼び方もありますが、こちらでは「とんど」と言います。
私にはにぎつさんというと「とんど」がすぐ浮かびます。
近所の方が大勢集まり、とても賑やかです。
炎の高さは数メートルにおよび、古いお札やお守りを焼きますが、書道で書いたものを燃したり(字が上手くなると言われます)、お餅を焼いたりもします。(引越ししてから行っていないので最近はどんなだか知りませんが・・)
毎年1月14日の午後6時半から行われています。
それでは最後にこちらのデータをまとめておきます。
DATA
名 称:饒津神社(にぎつじんじゃ)
住 所:広島県広島市東区二葉の里2丁目6-34
電 話: 082-261-4616
ホームページ:http://www.nigitsu.jp
問い合わせ:ホームページの「お問合わせ」ページからどうぞ
創 建:1835年(天保6年)
御祭神:浅野長政命、浅野幸長命、浅野長晟命、浅野長勲命
交 通:
JR広島駅北口(新幹線口)から西へ歩いて15分
広電バス・広島交通バス「饒津」停留所から1分
(広島駅北口バス乗り場27番、広島駅南口福屋エールエールA館前 から出ています)
車の場合、広島駅北口から西方面、JR高架交差点「饒津ガード」前
御朱印初穂料: 300円
二葉山山麓 七福神めぐり: 恵比須天
主な行事
1月 元旦祭、新年諸祈願祭、輪くぐり、古神札焚上式 (とんど祭)
2月 坤山公 (長勲公) 祭、稲荷社初午祭 (大判祭)
4月 春季例祭、十三詣り
10月 秋季例祭、七五三祭
11月 七五三祭
12月 除夜祭
次回は②明星院(みょうじょういん)をお伝えします。
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