射楯兵主神社を出てから、姫路城そばの「兵庫県姫路護国神社」に行きました。
射楯兵主神社からは300m程度、歩いて5分くらいで行けます。こちらも、JR姫路駅からの徒歩だと15分くらいかな、と思います。
白くそびえる姫路城があり、広い公園がある中の、静かな神社です。
護国神社は概ね各道府県に一つずつ(一部は2か所、3か所)ありますが、兵庫県はここ姫路と神戸の2か所にあります。それぞれ「兵庫県姫路護国神社」「兵庫県神戸護国神社」と言います。
(神社名の「県」の字は正式には旧字の「縣」ですが、この記事では「県」と表記します)
今回の記事はこの「兵庫県姫路護國神社」の御朱印と境内風景をご紹介します。
兵庫県姫路護国神社の御朱印と風景
このそばには大きな通りが通っていて車も多いし、人通りも多いのですが、この護国神社に入るととても静かで凛とした空気に包まれます。
護国神社は日本のために戦争や事件等で亡くなられた方をお祀りしてありますが、こちらの護国神社も、明治元年の戊辰の役以降、日本の国のために亡くなられた地元出身の方々約5万7千の柱がお祀りされています。
姫路城は別名『白鷺城』とも言われますが、姫路城のすぐそばにあることで、こちらの神社も『白鷺宮(しらさぎのみや/しらさぎぐう)』とも呼ばれています。
現在も看板には『しらさぎのみや 姫路護國神社』と書いてあります。
いただいた御朱印はこれ。姫路白鷺宮護國神社 とあります。
御朱印はこちらでいただけます。確か300円だったと思います。
神社の全景です。きれいに清掃されています。建物はかつての武家屋敷だそうです。
境内にはたくさんの鎮魂碑があります。
手水舎
拝殿
献樹
絵馬掛け
道
社務所
姫路城について
兵庫県姫路護国神社にお参りされたらぜひ姫路城にも立ち寄ってください。
別名『白鷺城(しらさぎじょう)』とも呼ばれるこのお城は、1993年の12月に、奈良の法隆寺とともに日本で初の世界文化遺産に登録された、歴史的価値も高く、大変美しい建築物です。
元々はこの地に豊臣秀吉が建てた三層の姫路城があったそうですが、安土桃山時代から江戸時代に移る頃、池田輝政公がそれを取り壊し、8年の歳月をかけて現在の5層7階の大きなお城を完成させたそうです。
徳川家康の孫にあたる千姫が21歳で本多忠刻と結婚した後、義父の本多忠政が姫路城の主となったことで、千姫もこちらに入ったとか。
また、怪談・播州皿屋敷のお菊の神社やお菊の井戸があったりします。
もちろん数多くの国宝、重要文化財があります。
2009年から始まった保存修理(いわゆる平成の大修理)が2015年3月に終了したのは、ニュースでもずいぶん取り上げられましたからご存知の方も多いでしょう。
お城の白さがまばゆいほどになりました。
また、姫路城内ではありませんがすぐ近くに、千姫が日々祈りを捧げたという「男山天満宮」や「千姫天満宮」があり、ここは特に縁結びのパワースポットとして有名です。
今回私はちょっと時間がありませんでしたが、次に来るときにはそちらの神社もぜお参りしてきます。
それでは最後にこちらのデータをまとめます。
DATA
社 号:兵庫縣姫路護國神社 (ひょうごけんひめじごこくじんじゃ)
住 所:姫路市本町118
電 話:079-224-0896
ホームページ:http://www.himeji-gokoku.jp
メール:info@himeji-gokoku.jp
創 建:1938年(昭和13年)
御祭神:兵庫県西部地区出身の戦没者
開門時間:午前5時
閉門時間:午後5時
祈祷受付:9:00~16:00 随時
交 通:
JR大阪駅 →(新快速姫路行)→JR姫路駅 (約60分)
阪神梅田駅→(特急姫路行) →山陽姫路駅(約90分)
JR姫路駅、山陽姫路駅から徒歩約15分。
大手前通を姫路城に向かって北上し、つきあたりを右折。
駐車場:あり
主な行事
1月 歳旦祭、新年万灯祭
2月 建国記念日祭、祈年祭
3月 春季皇霊祭
5月 春季慰霊大祭
6月 大祓式
8月 英霊感謝祭
9月 秋季皇霊祭
10月 神嘗祭
11月 秋季慰霊大祭、七五三祈祷、新嘗祭
12月 天長祭、大祓式
毎月1日・15日 月次祭
次回は姫路駅にほど近い、十二所神社をご紹介します。
⇒近畿地方で御朱印がもらえる神社・お寺リスト
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