東京の下町には数多くの神社やお寺があります。そしてその多くで御朱印をいただけます。
そんな中から、日比谷線「三ノ輪駅」から歩けるところにある2つ、「飛不動尊正宝院(とびふどうそん しょうぼういん)」と「鷲神社(おおとりじんじゃ)」を、読者さんの皐月(さつき)さんのレポートを元にご紹介します。
三ノ輪駅は東京メトロ日比谷線で銀座から約20分。上野や秋葉原からも10分以内で行ける大変便利なところです。買物や他の観光とともに訪れるにはとてもいいところですよ。
まずこの記事では飛不動尊正宝院をお届けします。
それでは皐月さん、よろしくお願いします。
飛不動尊の御朱印と風景
こんにちは、皐月と申します。
飛不動尊正宝院はおととしの夏にお参りしました。
ここは地下鉄日比谷線の『三ノ輪駅』から徒歩10分ほどです。両隣も一般住居という住宅街の真ん中にあります。「飛不動尊」「正寶院」と書いた提灯がずらりと並ぶのですぐにわかります。観光客風の人がたくさん来られていました。
まず、いただいた御朱印はこれです。「飛」の文字がとても素晴らしく用紙いっぱいに流れるように力強く書かれています。とても気に入っています。 (*^^*)
本堂の右側にある寺務所でもらえますよ。
本堂はこんな感じです。
こちらは不動堂です。
正宝院では飛行護(ひこうまもり)というお守りがいただけます。飛行機の形のお守りが可愛らしいです。この飛行護は郵送でもいただくことができます(FAX、メール、手紙などで正宝院に申し込み。600円)。
さらに、ゴルフ好きの方には「飛ぶ」つながりで「ゴルフ安全護」もありますよ!
飛不動尊の由来
昔、このお寺の住職さんが、ご本尊とされている不動明王像を携えて、大和国(今の奈良県)の大峰山に修行に行かれたんだそうです。大峰山に不動様を安置し、修行していたある日。住民たちがお不動様の分身を携え祈っていたところ、不動明王様は一晩で空を飛びここへ戻り、住民にいろいろなご利益を与えてくださったんだそうです。
それを人々が「空を飛んで我々を守ってくださったお不動様」と呼び「飛不動尊」となったそうです。
「空飛ぶ」が旅を連想するからか、「旅人の守り本尊」として、さらには災難や病いを吹き飛ばす「厄飛ばしのご本尊」として昔から親しまれ信仰されてきました。仏様が空を飛んでいる姿を想像するとなにやらすごいですね! (*^^*)
羽田神社の記事でも航空関係者のお参りが多いと書きましたが、こちらも「飛び」ということがつながるからか、航空関係者やさらには宇宙関係の方などの参拝もあるそうです。旅行の安全祈願も多いそうですよ。
下谷七福神
台東区の三ノ輪、竜泉、下谷の各お寺に七福神が安置されていて、「下谷七福神」といます。
今回の飛び不動尊もその一つでこちらは「恵比寿神」です。
他は寿永寺(布袋尊)、法昌寺(毘沙門天)、弁天院(朝日弁財天)、英信寺(三面大黒天)、入谷鬼子母神(福禄寿)、元三島神社(寿老神)です。
下谷七福神めぐりのパンフレットはJR山手線鴬谷駅にあります。また、詳細は法昌寺EL03-3872-5891で教えてくれるそうです。
DATA
名 称:天台宗 飛不動尊 正宝院(とびふどうそん しょうぼういん)
住 所:〒110-0012 東京都台東区竜泉3丁目11番11号
電 話:03-3872-3311
創 建:1530年 天台宗本山派修験僧の正山上人による
御本尊:不動明王
授与時間:AM8:00~PM6:30
交 通:地下鉄日比谷線 三ノ輪駅下車
南へ600m(改札口に周辺の地図があります)徒歩約10分 。
都営バス・東武バス 竜泉下車徒歩3分
(日暮里駅、浅草駅、池袋駅東口などから)
ホームページ:http://tobifudo.jp/
主な行事:
1月1日 初護摩供祈願会
1月1日~7日 初詣/下谷七福神めぐり。各社寺で御神酒や甘酒のサービスあり
1月28日 初不動 初春大祭 護摩供祈願会
5月28日 例大祭 護摩供祈願会
9月28日 秋季大祭 護摩供祈願会
11月 七五三 子育て祈願
12月13日 尊星供(そんじょうく)星まつり
12月28日 歳納め不動尊 護摩供祈願会
12月31日 除夜の鐘供養
毎月28日PM7:00~ 月例護摩供祈願会
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