今回は、東京都港区赤坂の「赤坂氷川神社(あかさかひかわじんじゃ)」をご紹介します。
地下鉄の赤坂、六本木から徒歩圏内という大都会の神社ですが、創建は天暦五年(951年)と古く、現在の社殿は享保14年(1729年)に8代将軍・徳川吉宗公が建てられたものが、関東大震災や東京大空襲での被害を奇跡的に免れ、現存しているのだそうです。
東京のど真ん中に江戸の風情がそのまま残っているというのは素敵ですね。
今回も引き続き読者さんのゆづきさんのご案内となります。よろしくお願いいたします。
はい。よろしくお願いします。
赤坂氷川神社とは
ご紹介するのは、東京港区の「赤坂氷川神社」です。
先ほどマッキーさんからもありましたように、江戸時代、将軍徳川吉宗公の時の社殿がそのまま残っているとのことです。江戸時代にも大きな地震があったようですが、幾多の危機を乗り越えたってすごいですね。
明治元年に、明治天皇が準勅祭神社としてお供えし平安祈願をされた10のお社を、後に「東京十社」として巡拝するようになりましたが、赤坂氷川神社もその内の一社です。(マッキー注:「東京十社」については後述します)
場所ですが、東京メトロの「六本木」「赤坂」「乃木坂」などの各駅から徒歩で8〜10分程度です。私は日枝神社側からスマホのナビで歩きましたが、途中住宅街の坂が多いところを通って、着いたら神社の裏でした。(^_^;
各国大使館も近いところですし、都心の住宅街の真ん中にある静かなスポットです。
戻る際に歩いた限りでは、おそらく六本木駅からが一番楽かなという印象です。
赤坂氷川神社の御朱印
それではこちらの御朱印です。私がいただいたのは、これです。
流れるような崩し字の印で「氷川神社」と「東京赤坂鎮座」の文字が、そして小さく「元准勅祭十社之内」の印が押されています。そこに奉拝と日付が入ったものになります。
たしか本殿の右手?にあったと思いますが、社務所でいただきました。初穂料は300円をお納めしました。
氷川神社のオリジナル御朱印帳もあります。
私が行ったときは社務所の窓がしまっていて、宮司さにが気が付いていただけるのに時間がかかりました(笑)
こちらには、この地域にあった4つの神社を合わせて祀った摂社があって、この近くに住んでいた勝海舟が「四合(しあわせ)稲荷」と名付けたのだそうです。「四つが合わさって」ですが「しあわせ(=幸せ)」にも通じるということで、人気の場所となったようです。
この四合稲荷の御朱印もいただけます。
↓
赤坂氷川神社の敷地内にある、
四合稲荷(しあわせいなり)幸福のしあわせという意味もある、お稲荷さん
みんな、幸せになりますように pic.twitter.com/6DGBit1rbJ— のんびり御朱印📝 (@5KF2feSQfQGgb0L) 2019年1月25日
また、今年の七夕には「星合あい参り」という七夕限定御朱印があったそうです(ピンク/ブルー)。
↓
赤坂氷川神社(東京都港区)
明日は七夕🎋
ということで、7月の月参りは
星合ひ参り✨の日に。今年の台紙は青色。昨年は桃色。
平成・令和という時空の川を超えて、
織姫と彦星が出会えたような🤔 pic.twitter.com/HqBsaGnco3— まる (@MaruMemo3) 2019年7月6日
今後もいろんな限定御朱印があるかもしれませんね。
赤坂氷川神社の境内風景
これは境内ではありませんがまわりの風景です。
鳥居。左に手水舎。
社殿
四合(しあわせ)稲荷
境内に見える大木が目につきました。樹齢400年の大銀杏です。
毎年9月半ばごろに『赤坂氷川祭』という祭事が行われています。
昨年の赤坂氷川祭りの動画を共有させていただきます。すごい迫力ですね。
十社全部を1日でというのは厳しいかもしれませんが、ある程度回れるのではないかと思います。
ゆづきさん、ありがとうございました。
それでは私から改めて、「東京三大縁結び神社」と「東京十社巡り」についてお伝えします。
東京三大縁結び神社
東京三大縁結び神社というのがあって、一つが千代田区の「東京大神宮」、もう一つが港区の「出雲大社東京分詞」、そしてここ「赤坂氷川神社」なのだそうです。
赤坂氷川神社のご祭神は、素盞嗚尊(すさのおのみこと)と奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)と大己貴命(おおなむぢのみこと)の三柱ですが、素盞嗚尊と奇稲田姫命は仲の良いご夫婦の神ですし、大己貴命は別名大国主命で縁結びの神様です。
それらのことから、こちらが縁結びのご利益があると人気が高いようです。
また、毎月1回、『縁むすび参り(良縁祈願祭)』というものが行われていて、良縁が欲しい人の人気となっています。(要予約。定員30名。祈祷料3000円からお志。)
東京十社巡り
祭祀に際して天皇により勅使が遣わされる神社を「勅祭社」と言いますが、明治以降、それに準ずる「准勅祭社」というものが定められて行きました。
1975年(昭和50年)に「昭和天皇即位50年奉祝事業」として、観光的な意味合いも含めて、東京の10の准勅祭社を「東京十社」と定められました。
「東京十社」は
- 芝大神宮(港区)
- 赤坂氷川神社(港区)
- 品川神社(品川区)
- 日枝神社(千代田区)
- 神田神社(千代田区)
- 白山神社(文京区)
- 根津神社(文京区)
- 王子神社(北区)
- 亀戸天神社(江東区)
- 富岡八幡宮(江東区)
となります。
各神社で「東京十社めぐり 専用ご朱印帳」も販売しています。(1200円+御朱印料)
また、東京十社めぐりの大絵馬(2000円)、ミニ絵馬(各神社300円)もあります。
最後に、赤坂氷川神社のデータをまとめておきます。
DATA
名 称:赤坂氷川神社(あかさかひかわじんじゃ)
住 所:東京都港区赤坂6-10-12
電 話:03-3583-1935
御祭神:素盞嗚尊(すさのおのみこと)、奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)、大己貴命(おおなむぢのみこと/大国主命)
御神徳:国家安泰、家内安全、商売繁盛、交通安全、病気平癒、身体健全
創 建:天暦5年(951年)と伝わる
ホームページ:https://www.akasakahikawa.or.jp
問い合わせ:電話もしくはホームページのお問い合わせフォームより
交 通:
東京メトロ千代田線「赤坂駅」、日比谷線「六本木駅」、銀座線「溜池山王駅」、南北線「六本木一丁目駅」、都営大江戸線「六本木駅」、都バス「アークヒルズ前」以上各駅より徒歩8分
駐車場: あり(8台)
主な行事
1月 歳旦祭、成人祭
2月 節分祭、初午祭、祈年祭
4月 四合稲荷祭、末廣稲荷祭
5月 御田植祭、西行稲荷社祭
6月 大祓式
7月 形代流し神事
9月 清祓式、前日祭、例大祭、神幸祭
10月 包丁塚祭、抜穂祭
11月 明治節、七五三祝祭、新嘗祭
12月 天長節、大祓式、除夜祭
毎月1日・15日 月次祭
次回は赤坂豊川稲荷別院をご紹介する予定です。
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