龍宮寺の御朱印と境内〜平安時代の人魚伝説のあるお寺|福岡市博多区

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前回の「東長寺」に引き続き、よっさんからのお話を続けます。

今回は東長寺ともほど近い、『龍宮寺(りゅうぐうじ)』をご紹介していただきます。

それではよっさん、お願いします。



はい。皆さんこんにちは、よっさんです。

次にご紹介するのは、『龍宮寺』です。大博通りを挟んで、東長寺の向かい側にあります。町名は「冷泉町」というところになります。
ここも「都会のビルの谷間にあるお寺」です。

歴史を調べると、龍宮寺は当初は、平清盛が作ったとされる日本で最初の人口港「袖の湊」の海辺に建っていたそうです。

貞応元年(1222年)に博多津(今の博多港)に人魚が現れたそうですが、その後それをお寺に埋葬し、同時にお寺の名前を「龍宮寺」と変えた、と伝えられています。

今もその人魚のお骨が本堂に保存されているそうです。資料によると、明治の頃まで、縁日の時にこの人魚の骨をタライに張った水につけ、霊験あらたかな霊水として参拝者に飲ませていたそうです。

約900年前にこんな近くに人魚がいたというのも不思議ですし、その骨が残っているというのもなんとも神秘的なお話ですね。

ご住職がいらっしゃる事を事前に確認してから参拝されると、本堂の奥にある人魚の骨や人魚の掛け軸が見せてもらえるかも・・?
ちなみに参拝日はご住職が不在で入口はチェーンで塞がれていました・・・(^_^;

目次

龍宮寺の御朱印

山門の奥に近代的な建物があり、そこの2階が本堂に、1階が寺務所になっているようです。
普通の御宅のようなドアのインターフォンを鳴らすと、女性の方(ご住職の奥さんか?)が出てこられます。

寺務所

御朱印はこちらでいただけます。ただ、ご住職は不在が多いのか、直筆で和紙に書かれた御朱印が用意されていました。
見事な筆さばきの文字です。

龍宮寺_御朱印

では次に、境内の写真です。

龍宮寺の境内風景

こちらが山門です。
龍宮寺の門

この門のそばに説明板が立っています。
龍宮寺の説明板

山門をくぐって中へ
龍宮寺入口2

山門をくぐると正面にあるのが「三宝大荒神堂」です。
ここは火と竈(かまど)の神様がいらっしゃるのだそうです。
門を入ったところ

三宝大荒神堂

その先にあるのが、観音堂です。中に聖観音菩薩様がいらっしゃるのが見えました。
観音堂

行った時は私と妻の二人だけで、ゆっくりとお参りができました。


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マッキー
こちらの場所を少しご説明いただけますか?
よっさん(小)
よっさん

はい。前回の東長寺のすぐ近くですので、基本的に東長寺と同じ感じになります。

ビルの多い大博通りですし、人通りも多く賑やかなところです。
飲食店も多いし、お寺や神社も多いところです。寺社巡り、御朱印の好きな方ならすごく楽しめると思います。

地下鉄で博多駅の次「祇園駅」ですが、歩いてもしれていますので、天気が悪くなければ散歩されると良いと思いますよ。

 

ありがとうございました。私もこの地域は以前歩いたことがあります。本当に、いろいろ見るところがあって楽しいところです。
私からもぜひお勧めします。

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それでは最後に龍宮寺のデータをまとめておきますね。

DATA

名 称:冷泉山 慈眼院 龍宮寺
住 所:福岡県福岡市博多区冷泉町4-21
電 話:092-291-1003
宗 旨:浄土宗鎮西派
創 建:創建年は不明。谷阿上人によるものとされる
札 所:九州西国三十三箇所霊場32番
御本尊:聖観音

交 通:地下鉄空港線「祇園駅」2番出口を出てすぐ

次回は同じ福岡市の光雲(てるも)神社をご紹介する予定です。

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