名古屋の御朱印巡りの7つ目ですが、伊勢神宮などと並び大変有名な『熱田神宮』です。
それまで愛知県にはあまり行くことのなかった私ですが、熱田神宮の名前はもちろん聞いておりました。
皇位継承の御璽(ぎょじ)である三種の神器の一つ『草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)』をお祀りする神社として全国的に有名です。
御祭神である「熱田大神(あつたのおおかみ)」は皇室の御祖先である天照大神(あまてらすおおみかみ)のことだそうです。
今まさに時代が平成から令和に変わり、皇室や宮中のいろいろな儀式が注目されていますが、そこにも深く関係する、特別に格の高い神社なんですね。
私がいい加減に書いてはいけませんので、以下、熱田神宮のホームページの『熱田神宮について』という文章からそのまま引用させていただきます。
熱田神宮の創祀は、三種の神器の一つ草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)の御鎮座に始まります。第12代景行天皇の御代に、日本武尊(やまとたけるのみこと)は神剣を今の名古屋市緑区大高町火上山に留め置かれたまま三重県亀山市能褒野(のぼの)でなくなられました。尊のお妃である宮簀媛命(みやすひめのみこと)は、神剣をここ熱田の地にお祀りになられました。以来、伊勢の神宮につぐ格別に尊いお宮として篤い崇敬をあつめ、延喜式名神大社・勅祭社(※)に列せられ国家鎮護の神宮として特別のお取り扱いを受ける一方、「熱田さま」「宮」と呼ばれ親しまれてきました。約6万坪の境内には、樹齢千年を越える大楠が緑陰を宿し、宝物館には信仰の歴史を物語るものとして、皇室を初め全国の崇敬者から寄せられた6千余点もの奉納品が収蔵展示されております。
熱田神宮は名古屋に行くなら必ず行ってみたいと思っていました。
場所は名古屋駅より少し南の名古屋市熱田区。私は地下鉄名城線で神宮西駅下車し、西門から入りました。名鉄・神宮前駅からだと3分ほど歩いて東門から入るようですね。
ではまず御朱印のご紹介をします。
熱田神宮の御朱印
熱田神宮には本宮以外に、別宮があり摂末社が数多くあります。
「本宮」「別宮 八剣宮」「摂社 上知我麻神社」の3つの御朱印をいただけます。
次の章で写真でお伝えしますが、授与所の脇の御神印受付で「本宮」の御朱印が、南門の近く、上知我麻神社の社務所で「別宮 八剣宮」「摂社 上知我麻神社」の御朱印がいただけます。
こちらが本宮の御朱印。
こちらは八剣宮の御朱印です。
こちらは上知我麻神社の御朱印です。
熱田神宮の境内風景
熱田神宮はとにかく広いです。私がこれまで参拝した神社の中でも最も広い一つと言えます。
広い敷地の中に、本宮、別宮、たくさんの摂末社が点在しています。木々も大変多く、静かで凛とした空気が流れています。
こちら、熱田神宮のホームページからダウンロードできる「境内案内図」です。
熱田神宮の全体像がよくわかりますし、説明も詳しく書いてあるのでぜひダウンロードしてご覧になってください。
ダウンロードはこちらの「境内案内」ページから
以下、撮ってきた写真をご覧いただきながらご紹介します。
建物の名前については、熱田神宮のホームページで確認し、間違わないよう注意しておりますが、もし記載の間違いがあれば、ご指摘いただけるとありがたいです。
神宮西駅を下車すると、道の脇がしばらくずっとこういう風景が続きます。熱田神宮の広さを感じました。
しばらく歩くと「下知我麻神社(しもちかまじんじゃ)」があり、「自動車お祓い入口」があります。
そこからもう少し歩くと西門があり、私はそこから入りました。
以下、概ね私が回った順でお届けします。
樹齢千年以上と言われる大楠。境内は多くの木々が繁り、厳粛な中にも清々しい雰囲気があります。
客殿
斎館・勅使館
お守り等の授与所
御朱印(御神印)受付は、こちらの矢印の方に進めばあります。
御朱印受付はこんな感じです。「初穂料はお気持ちで」と書いてあります。
こちらでは本宮の御朱印(御神印)がいただけます。
こちら本宮の正面。伊勢神宮とほぼ同じ「神明造り」です。
ご祈祷受付
神楽殿
西楽所 舞楽神事を行うところ
信長塀 日本三大土塀の一つで、桶狭間の合戦で勝利した織田信長が奉納したものです。
境内にはこのような案内標があるのでしっかり見ていくといいですよ。(*^_^*)
熱田神宮文化殿(宝物館)
楠御前社(子安神) 安産や縁結び・病気平癒の神様
別宮 八剣宮
上知我麻神社
事代主社
大国主社
南門の近く、上知我麻神社社務所と絵馬掛け所。
こちらで上知我麻神社と別宮 八剣宮の御朱印(御神印)をいただけます。
南門
敷地内には、休憩処もあります。ここは友人と行ったのですが、帰りにこの休憩所でアイスクリームを食べて帰りました。少々歩き疲れたので美味しかったです。(*^_^*)
だいぶ回ったつもりだったのですが、後でホームページでチェックしてみると、まだまだお参りしていない摂社末社がだいぶありました。本当に大きな神社です。またあらためて機会を作って伺いたいです。
それでは熱田神宮のデータをまとめておきますね。
DATA
名 称:熱田神宮(あつたじんぐう)
住 所:愛知県名古屋市熱田区神宮1-1-1
電 話:052-671-4151 熱田神宮官庁(月~日 8:30~16:30受付)
宝物館、各種文化行事、熱田文庫に関するお問い合わせは、052-671-0852 熱田神宮文化殿へ(月~日 8:30~16:30受付)
ホームページ:https://www.atsutajingu.or.jp/
創 建:仲哀天皇元年あるいは646年(大化2年)と伝わる
主祭神:熱田大神
交 通:
名鉄神宮前駅下車徒歩3分(東門)、または地下鉄名城線 神宮西駅下車徒歩4分(西門)
駐車場:東門駐車場 約300台、西門駐車場 約40台、南門駐車場 約60台(計約400台)
主な行事
1月 歳旦祭、元始祭、初えびす、世様神事、踏歌神事、封水世様神事、歩射神事
2月 紀元祭
3月 祈年祭、御田神社祈年祭、氷上姉子神社太々神楽
4月 幼児成育祈願祭
5月 舞楽神事、酔笑人神事、神輿渡御神事、氷上姉子神社頭人祭、豊年祭、熱田講社春季大祭、御衣祭、高座結御子神社例祭宵宮祭
6月 高座結御子神社例祭、例祭、献茶祭、南新宮社祭、御田神社御田植祭、大高斎田御田植祭、大祓
7月 高座御井社祭、鈴之御前杜祭
8月 神輿渡御神事
9月 大高斎田抜穂祭、献詠祭
10月 氷上姉子神社例祭、新嘗祭、御田神社新嘗祭、熱田恵比須講社大祭
11月 熱田講社秋季大祭、明治祭、奉賛会大祭
12月 農業感謝祭、天長祭、御煤納神事、大祓
次回からは、この2か月後に行った名古屋市内の4社をご紹介します。
⇒中部地方(東海地方で御朱印がもらえる神社・お寺リスト
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