名古屋東照宮・那古野神社から、北(名古屋城方向)に200mほど行くと、名古屋城の内堀と外堀の間に、愛知県護国神社があります。
護国神社は、過去のいろいろな戦いで尊い命を落とした人たちを祀る神社ですね。あらためて平和のありがたさを感じます。
このブログにも、広島県護国神社、兵庫県姫路護国神社、秋田県護国神社、福岡県護国神社など書いてきました。機会があればこれからもなるべくあちこちの護国神社にお参りし、平和を祈りたいと思います。
名古屋城観光に行かれる方は、併せてこちらへのお参りもしていただきたいと思います。
(正式には旧字の『愛知縣護國神社』ですが、記事では「愛知県護国神社」と表記します)
愛知県護国神社の御朱印
まずこちらの御朱印です。いただいたものはこれです。細くて綺麗な筆致です。
初穂料は300円だったと思います。
紙に直径85mmの丸型のスタンプを印刷したシートもいただきました。
こちらはちょうど御朱印帳に収まるサイズで、黒1色です。
御朱印とは違いますが、こういうのも嬉しいサービスですね。
愛知県護国神社の境内風景
護国神社はとても大きな鳥居のところが多いですが、こちらも非常に大きな鳥居が迎えてくれます。
鳥居をくぐって少し歩いたところに境内案内図がありました。
手水舎
行った時は6月で、紫陽花がとても綺麗に咲いていました。春には桜がとても美しいそうですし、季節折々の花が咲くのでしょうね。
神門
神門の左にある社務所。御朱印はこちらでいただけます。
拝殿
御神田
境内は広く、多くの慰霊碑があります。写真は殉職警察官之碑・殉職消防員之碑
狛犬は迫力のある顔立ちです
歴代の社司、宮司さんの短歌が刻まれた歌碑
献水像 戦争で水を求めて亡くなった方を悼み、水を供えるものです。
皇太子様御成婚記念の樹
愛知県護国神社の歴史
こちらの創建は明治2年(1869年)になります。この年、尾張藩主だった徳川慶勝公が、その前年からあった戊辰戦争で亡くなった25名の藩士たちの霊を慰霊するために祀ったのが最初だそうです。
その後、明治8年(1875年)に招魂社に、明治34年(1901年)には官祭招魂社となり、現在の場所には昭和10年(1935年)に遷座されました。
愛知縣護國神社という名前になったのは昭和14年(1939年)からで、一時「愛知神社」と改称されていましたが、昭和30年(1955年)に再び今の名前になったそうです。
元々の社殿は太平洋戦争で消失しましたが、その後時間をかけて全て再建されました。
それではこちらの神社のデータをまとめます。
DATA
名 称:愛知県護国神社(あいちけんごこくじんじゃ)
住 所:愛知県名古屋市中区丸の内三の丸1-7-3
電 話:052-201-8078
ホームページ:http://www.aichi-gokoku.or.jp
創 建:明治2年(1869年)
御祭神:国事殉難者
交 通:
名古屋市営地下鉄 名城線「市役所」5番出口より徒歩7分・鶴舞線「丸の内」1番出口より徒歩10分
バス 名古屋駅より市バス「上飯田行・大曽根行・東区役所行・市役所行」に乗車し約15分、「外堀通」下車徒歩1分
名古屋駅よりタクシーで約10分(1000円程度)
主な行事
1月 歳旦祭、初詣まつり、節分太玉柱祭・厄おとし神事(餅まき)
2月 祈年祭
3月 桃節供女子厄除祈願祭
4月 桜まつり「護國の森」、春のみたま祭
6月 夏越の大祓・赤丸神事
8月 献水祭、献燈祭
10月 秋のみたま祭
11月 明治祭、新嘗祭
12月 大祓式、除夜祭
毎月1日・15日 月次祭
次回は、この次に行った「大須観音」をご紹介します。
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