太宰府天満宮の御朱印と御朱印帳〜学問の天神様|福岡県太宰府市

読者さんのゆづきさんによる北関東の御朱印紹介が続きましたので、今日から何社か、私が回ったところをご紹介しようかと思います。



まず、一番最近行ったところからにしましょう。

先月(3月17日・18日)で福岡に行ってきました。17日はブログ関係の会合への出席でしたが、翌18日の日曜日、朝からずっと神社巡りをしました。

この日私が参拝したのは、神社ばかりで7社です。行った順に・・・

  1. 太宰府天満宮(太宰府市)
  2. 春日神社(春日市)
  3. 熊野道祖神社(福岡市南区)
  4. 高宮神社(福岡市南区)
  5. 水鏡天満宮(福岡市中央区)
  6. 警固神社(福岡市中央区)
  7. 福岡縣護国神社(福岡市中央区)

ざっとした位置関係はこちらの図をご覧ください。
福岡マップこれ
ということで、これらの神社と御朱印をご紹介したいと思います。


まずこの記事では太宰府天満宮からです。


太宰府天満宮の概要

太宰府天満宮(だざいふてんまんぐう)は、あまりにも有名ですね。西日本で最も知られている神社の一つと言っていいと思います。

創建は平安時代に遡ります。平安中期、時の右大臣・菅原道真公が左大臣らの陰謀で、この太宰府に流されます。失意の中でこの地で生涯を終えるわけですが、その道真公を祀った神社です。

学問の神様として、受験生も多くお参りするところですし、京都の北野天満宮、山口県防府市の防府天満宮と合わせ「三天神」とも言われています。(防府天満宮の代わりに大阪の大阪天満宮を入れる説もあります)


ちょっと調べたところによると、初詣で200万人、年間で850万人以上の参拝者があるとか。すごいですね。

神社としての規模はもちろん大きいのですが、文化・芸術面でも広く貢献されています。太宰府天満宮が寄贈した敷地に九州国立博物館が建てられましたし、大相撲九州場所では境内を相撲部屋の宿舎のために提供されています。

平成18年(2006年)から行われているのが「太宰府天満宮アートプログラム」というプロジェクトです。これはいろんな分野で第一線で活躍している芸術家を招待して、太宰府に滞在して制作してもらうのを全面的にサポートしたり、作品をこちらで収蔵したりという活動です。

また、2015年に、本殿前に特設ステージができてももいろクローバーZがコンサートをしたり、住野よるさんの小説『君の膵臓をたべたい』の中にも登場し、映画化された際にはロケが行われたりしました。
非常に幅広く文化・芸術を支援しているのも、太宰府天満宮の特徴の一つです。


太宰府天満宮の御朱印

私は、前の晩、地下鉄の中洲川端駅近くに宿をとったのですが、そこを朝8時ごろに出立し、太宰府に向かいました。

西鉄福岡(天神)駅から大牟田線に乗り込み、「西鉄二日市」駅経由で太宰府駅に。電車の本数も多いし、楽でした。

これが太宰府駅。雰囲気があります。ここから天満宮までは参道を歩いて5、6分といったところです。
太宰府駅
参道の左右にはいろんなお店が並んでいます。まだ朝9時でしたがすでにどこも賑わい始めていました。
参道商店街
天満宮に着くと、すでにかなりの人が参拝されていました。大学受験も合格発表も終わってそれぞれの進路が決まった頃だと思いますが、そのお礼にか、学生風の人も朝から結構いた感じです。
本殿1 受験合格
太宰府天満宮は梅の花が有名なところでもありますが、私が行った3月半ばは梅が実に綺麗で素晴らしかったです。(写真は『邂逅の苑』)
邂逅の苑


御朱印は本殿脇の授与所にて。

いただいたのは、これです。きちんとした印象の御朱印です。
太宰府天満宮_御朱印
いただくために、持って行った御l朱印帳を持って順番を待っていたのですが、近くなってふと見ると、こちらの素敵なオリジナル御朱印帳があるではないですか!御朱印帳はもう10冊以上持っていますが、やはりそこでしか買うことができないオリジナル御朱印帳は、つい欲しくなってしまいます。その時も買ってしまいました。(^_^;

これがそうです。ビニールを外してスキャナーで撮ってみましたが、どうでしょう。
地色は黒に近いのですが、濃い紫といった感じです。ピンクの梅がたくさんデザインされています。文字は金の刺繍です。全体がキラキラと光って綺麗なんですが、写真ではちょっとわかりづらいですね。
太宰府天満宮御朱印帳表
太宰府天満宮御朱印帳裏
別途、ビニールを付けてスマホで撮影してみました。
太宰府天満宮ビニル付き
本当に太宰府天満宮らしい素敵な柄で、すっかり気に入りました。(1500円/ビニールカバー付き/160mm×110mm、中の紙は白、表裏で44ページ)


そして、せっかくなので、この御朱印帳に御朱印をいただこうと思いましたら・・・

口頭でも言われましたが、張り紙もあって『当宮の御朱印帳は三枚目にお書きしております。1枚目は伊勢神宮の内宮、2ページ目は伊勢神宮の外宮にお参りした時に御朱印を受けて下さい」とのことでした。こういうのは初めてです。通常はどこでも最初のページに書かれるんですよね。

それだけ他の神社とは伊勢神宮との関係が違うということなんでしょうね。
御朱印帳とお神酒 こういう意味で3ページ目からというのは、なんとも神妙な気持ちになりました。

御朱印は「お気持ちで」と言われました。通常は300円でいいと思います。私は手のひらにお釣りの五百円玉があって、後ろが混んでいたのもあって、思わずそれをお渡ししました。


太宰府天満宮の風景

敷地は大変広く、境内にはたくさんの梅が咲いていて本当に綺麗でした。(写真は『皇后の梅』)
梅
麒麟像
麒麟像
楼門
楼門
手水舎
手水舎
心学池
池
宝物殿
宝物殿
本殿は朝からたくさんの参拝でいっぱいでした。
本殿2
本殿の近くでちょうど『梅まつり』をやっていました。テレビのクルーも来ていました。
梅祭り1 梅祭り2
菖蒲池
庭


さすがに受験合格のものを中心にお守りなどがたくさんの種類置いてあります。
おみくじ
古札納所

太宰府天満宮の北東1.5kmほどのところに、えんむすびの神の『竈門神社』があります。
そこの授与所が、太宰府天満宮の境内にあります。お守りなどはここで購入できます。
竈門神社授与所 (竈門神社へは太宰府駅前バス停からコミュニティバス「まほろば号」が出ているので便利です)

全景
ちょっと驚いたのは外国人の観光客の比率がとても高いこと。特に中国、韓国と思われる人たちのツアー客がすごく多かったです。

太宰府天満宮と飛梅伝説

先ほども書きましたが、境内には色とりどりの梅がたくさん咲いていて、素晴らしかったです。それを狙って行ったわけではないのですが、ある意味、一年間でも最も良い時期にお参りできたような気もします。

最後に、やはり菅原道真公の『飛梅伝説』に触れておきたいと思います。
梅イラスト2 平安時代の貴族であり、政治家(右大臣)・詩人でもあった菅原道真でしたが、時の左大臣・藤原時平らによって罪を着せられ失脚、京の都から九州・太宰府に左遷されます。昌泰4年(901年)のことです。
それからわずか2年後の延喜3年(903年)2月に、道真はこの地で果てます。

左遷される前、京の屋敷で、大切にしていた梅の木に向かい、
『東風(こち)吹かば にほひをこせよ 梅花(うめのはな) 主なしとて 春を忘るな』

春になって東からの風が吹いたら、梅の木よ、また芳しく香る花を咲かせておくれ。
主(私)がここにいないからと言って、春が来たのを忘れてはいけないよ。
と詠んだのだそうです。
梅イラスト1 主人である道真が屋敷からいなくなったのを知った梅の木は、悲しみで痩せ、枯れてしまったのだそうです。そして道真の元へ行こうと梅と、そして一緒にいた松が、太宰府に向かって飛んで行ったそうです。

しかし、松は途中で力尽きて摂津国八部郡板、のちの「飛松岡」に落ちてそこに根を生やした(飛松伝説)、そして梅はというと、一夜にして太宰府の道真の元に飛び、降り立って根を生やした。・・・そんな言い伝えだそうです。

いつも大切にしてくれた主人を思って飛んでいった梅と松。ちょっと胸が熱くなります。
そして、道真公はそれから程なくして亡くなってしまうわけですが、その後も毎年毎年、こうして美しい花を咲かせている梅が、今も道真公を想っているのかなと思うと、感慨深いものがあります。

神社やお寺には、そんないろんな歴史や物語のあるところが多いですね。そういうものに触れ、昔の人々を想像するのも寺社巡りの楽しいところだと思います。

それでは最後に太宰府天満宮の主なデータをまとめておきます。

DATA

名 称:太宰府天満宮(だざいふてんまんぐう)
住 所:福岡県太宰府市宰府4-7-1
電 話:092-922-8225(9時~17時)
ホームページ:http://www.dazaifutenmangu.or.jp
創 建:延喜19年(919年)
主祭神:菅原道真公
札所等:菅公聖蹟二十五拝

開門時刻:春分の日より秋分の日の前日まで……6時00分
    上記以外の日……66時30分
閉門時刻:
4月・5月・9月・10月・11月……19時00分
6月・7月・8月……19時30分
12月・1月・2月・3月……18時30分
12月31日は6時30分に開門し、正月三ヶ日は24時間開門
1月4日の夜は参拝状況を見て閉門

無料ガイドサービスあり

交 通:
西鉄福岡(天神)駅から西鉄大牟田線で西鉄太宰府駅、下車徒歩5分
JR博多駅から西鉄太宰府駅までの直行便バスあり
JR二日市駅から西鉄バスまたはタクシー



御朱印:初穂料 お気持ちで

主な行事
1月 鷽(うそ)替え神事、鬼すべ神事
2月 節分厄除祈願大祭
3月 曲水の宴
4月 更衣祭
5月 ちびっこ夢ひろば、天神の森スケッチ大会
6月 花菖蒲コンサート、斎田御田植祭
7月 七夕祭ならびに七夕の宴、夏の天神まつり
8月 七夕揮毫大会
9月 神幸式大祭、神幸式神楽太鼓奉納(神々の宴)
10月 秋思祭、特別受験合格祈願大祭・当日祭、斎田抜穂祭
11月 菊花展、七五三祭、更衣祭
12月 大祓式


この次、西鉄大牟田線「白木原」から徒歩で『春日神社』で行きました。次回は、そのご紹介をします。

九州地方と沖縄県で御朱印をもらえる寺社はこちらのリストをご覧ください。
九州地方と沖縄県で御朱印がもらえる神社・お寺リスト

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