小網神社の参拝を終えて、一路、水天宮に向かいました。
水天宮はこの小伝馬町・人形町寺社めぐりの中で最も行きたかったところです。
その理由の一つは、私的なことですが、私がかつて大学を卒業して初めて入った会社が水天宮の近くだったからです。町名では日本橋蛎殻町というところですが、社会人としてスタートしたこの地はやはり忘れられません。
もう40年近くも前のことで、町もすっかり変わりましたが、久しぶりに行ってみたいと思いました。
さらに、聞くところによると水天宮は社殿を新しくし、大幅にリニューアルされたとか。その新しい姿も見たいと思いました。(新社殿のお披露目はこの4月8日からで、行った4月24日はリニューアルからわずか半月ほどだったんです!)
どんな御朱印がいただけるかな・・と楽しみでした。
が・・・
実はこの時は御朱印をいただけませんでした(泣)。
その理由は後ほど書きますが、その後8月14日にまた行く機会がありまして、その時にもらってきました。
後半は1月8日に行った時の内容になっていますので少し変な感じに思われるかもしれませんが、すみません。
水天宮の御朱印
8月30日追記
8月14日、改めて再度行った水天宮でいただいた御朱印はこちらです。
通常、中央に大きく筆書きがあるのですが、こちらのはないですね・・。
まぁいろんな御朱印の形があるんだろうと思います。
以下、1月8日に行った時の写真と文章で綴ります。
水天宮への道筋と風景
人形町の街、そして水天宮へ
勝手知ったる・・ではありませんが、人形町の駅付近に来ると、町はずいぶん変わっているのに、なんだか懐かしい気持ちになりました。
地下鉄(東京メトロ)半蔵門線の水天宮前駅。直接行くならここが水天宮交差点のすぐ近くで、一番近いです。
本殿の裏側が大きく見えてきます。
この建物「参集殿」も建て替えられたそうです。神社とは思えぬ現代風の建築。ちょっと見、どこかの美術館のような建物です。境内一面に最新の免震構造が施されているそうです。昔の水天宮はもうだいぶ忘れてしまいましたが、全くイメージが違っていてビックリでした!
社殿や授与所に行くには、道路に面したこの階段を上がっていきます。
そびえ立つ新社殿。そしてすごい人波、長い列!
階段を上がると2階に境内が広がります。正面にはリニューアルされた社殿が。人が多い!
社殿というと古い木造でどこも黒っぽいイメージですが、白木の明るい社殿は不思議な感覚になりました。
左手には「宝生辨財天」の朱塗りのほこらが鮮やかでした。
そして・・どこを見ても人!人! いやぁ驚きました。社殿にお参りするにも数十人の列ができています。
向かって右には別途長い列ができていて、警備会社の人が整理されていました。ご祈祷をお願いする人たちだろうというのはわかりましたが、よほど何か特別な日なのかと思って警備の人に「今日は何か特別なことがあるんですか?」と訊きましたら、「いえ、特に特別な日ではありませんよ」とのことでした。(^_^;
いやはや・・驚きました。(@_@)
先ほども書きましたが、3週間ほど前にやっと新社殿がお披露目されたばかりだったので、混むのも当たり前だったですね。平成25年3月からこの4月7日まで約3年間、社殿建て替え工事で、その間は明治座のそばに仮のお宮が設けられていたんだそうです。きっとみなさん待ちかねていたことでしょうね。
御朱印をいただくのもこの長い列に並ばないといけないということで、時間がないので今回御朱印は断念しました。また行く機会もあると思うので、その時にはいただいてきますね。
安産・子授け祈願、子供の成長を祈るお社
水天宮は、子授け祈願や安産祈願、さらに赤ちゃんの健康な成長祈願で有名です。来られている人も、若いご夫婦やその親御さんと思しき方がたくさんいらっしゃいました。お腹の大きい女性、赤ちゃんを抱いたパパなども多く、そんな皆さんの願いが強く感じられました。
無事赤ちゃんが元気に生まれますように。そして生まれた赤ちゃんが無事育ちますように。私も心より祈っております。
戌(いぬ)の日は安産祈願
十二支の戌(いぬ)に当たる日は、昔から安産祈願の日として有名です。妊娠した女性は、妊娠5か月目に、腹帯(岩田帯)を巻いて戌の日に安産祈願に行くのが古くからの慣わしです。昔は妻の実家に代々受け継がれた腹帯を使う習慣がありましたが、今はそれは行われないことが多いようです。この日は戌の日ではありませんでしたが、戌の日にも相当に混み合うんでしょうね。
今年・2020年の4月以降の戌の日を書いておきます。安産祈願の方は是非この時にどうぞ。なお赤文字は大安です。
逆に、そうでなくて水天宮にお参りしたい方は、この日やこの日に近い土日は避けた方がいいと思います。
4月1日(水) | 4月13日(月) | 4月25日(火) |
5月7日(木) | 5月19日(火) | 5月31日(日) |
6月12日(金) | 6月24日(水) | |
7月6日(月) | 7月18日(土) | 7月30日(木) |
8月11日(火) | 8月23日(日) | |
9月4日(金) | 9月16日(水) | 9月28日(月) |
10月10日(土) | 10月22日(木) | |
11月3日(火) | 11月15日(日) | 11月27日(金) |
12月9日(水) | 12月21日(月) |
DATA
名 称:水天宮(すいてんぐう)
住 所:東京都中央区日本橋蛎殻町2-4-1
電 話:03-3666-7195
ホームページ:http://www.suitengu.or.jp
創 建:1818年(文政元年)
御祭神:天御中主神・安徳天皇・高倉平中宮(建礼門院、平徳子)・二位の尼(平時子)
交 通:地下鉄小伝馬町駅から2分(2番線側のエレベーター正面すぐ)
駐車場:境内の1階部分、最大40台(タイムズのシステム利用、7時〜17時)
境内開門時間:7時~17時
神札所(授与品・縁起物など):8時~17時
日本橋七福神(弁財天)
主な祭事:毎月1日、5日、15日 月次祭(つきなみさい)
1月5日 初水天宮
1月6日 火風神社祭
3月4日 高尾神社祭
5月5日 例祭
5月第二巳の日 寳生辨財天例祭
6月30日 夏越の大祓
11月18日 秋葉神社祭
11月23日 新嘗祭
12月5日 納めの水天宮 ほか
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