房総半島の神社めぐりの5回目。この記事でご紹介するのは、千葉県南房総市にある莫越山神社(なこしやまじんじゃ)です。国道128号線からこんもりとした丘が見えますが、その上にあります。
これまでご紹介したのはJR外房線の神社でしたが、ここからは内房線沿線となります。駅としてはJR「南三原」駅ですが、駅から2kmあるので徒歩はちょっと難しいかも。やはり車や自転車が良いかもしれません。JR館山駅からバスが出ています。
それではこれまでと同じく、うちの奥さんのレポートになります。それではバトンタッチします。
マッキー妻です。こんにちは。
房総半島の神社巡り、今回ご紹介するのは、南房総市の莫越山神社です。 工匠(細工や工作を職業とする人)の神様としても古くから崇敬されているそうです。
まず早速、こちらの御朱印ですが、これになります。
御朱印は、社殿の左手前にある階段を降りたところにある、宮司さんのご自宅でいただくことができます。
莫越山神社の境内風景
田んぼの西側にこんもりと茂った小さな森が見えました。莫越山神社はこの上にあります。
神社に着くと、入口を前にして左側に駐車スペースがありました。鳥居の右手に説明書きもありました。
正面。石段が見えます。

石段はかなり長いです。

石段を上ると奥に拝殿が見えました。

拝殿の手前右に手水舎があります。

左側に社務所兼神輿庫が。

御神木。説明板には椎(スダジイ)と書いてありました。幹周は3.3m、樹高13mもある大木です。

拝殿。
拝殿右奥にある若宮神社。
御朱印とスタンプの押し場所が書かれています。
案内に従って、拝殿を背にして倉庫の脇を降りていくと、宮司さんのお住まいがありました。
穏やかそうな奥様が座布団を勧めてくださり、ご朱印を書いてくださいました。
また、この神社の御由緒や行事を書いた、A5・4ページの案内をいただきました。
夏のお祭りの打ち合わせなのか、奥の座敷には人が集まっておられました。
ちょうど同じころ、タクシーから落ち着いたカップルが降りて、参拝し御朱印をもらっていかれたようでした。
15時半を過ぎていたので、西日を遮られた神社は少し暗くなりかけておりました。
まさに鎮守の森らしい豊かな緑の神社でした。周りの田植えの景色もこのままあると嬉しいなと思いましたが、それは住んでいないもののわがままかもしれません。
ありがとうございました。
9月の安房国司祭への出祭が有名なので、少し触れておきますね。
安房国司祭への出祭
莫越山神社では、毎年、鶴谷八幡宮(館山市)で行われる「安房国司祭(やわたんまち)」に神輿を出祭しています。また、その際に、全国でも4社しか許されていない清酒を納めていることでも知られています。
YouTubeにアップされている動画から、安房国司祭での莫越山神社の神輿の様子のものをご紹介します。
それではこちらのデータをまとめておきます。
DATA
名 称:莫越山神社(なこしやまじんじゃ)
住 所:千葉県南房総市沓見253
電 話:0470-46-2362
ホームページ:http://www.shinmei.or.jp/ja/
創 建:不明。天富命(あめのとみのみこと)が房総地域を開拓された時の随行者だった天小民命(あめのこたみのみこと)、御道命(みじのみこと)が、祖神を祀ったのが始まりと伝わる。
御祭神:手置帆負命(たおきほおひのみこと)、彦狹知命(ひこさしりのみこと)
交 通:
JR内房線「館山」駅から館山日東バス(亀田病院行き)で30分、「加茂瓦屋前」バス停で下車、徒歩10分
JR内房線「南三原」駅から徒歩20分、またはタクシーで5分
駐車場:あり
御朱印初穂料: 300円
主な行事
1月 元旦祭・新年祭
3月 祈年祭
7月 例祭
9月 鶴谷八幡宮の安房国司祭に神輿を出祭
11月 新嘗祭
12月 大祓
次は今回の房総神社巡りのラスト、南房総市の瀧淵神社(たきぶちじんじゃ)をご紹介します。
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