太宰府天満宮をスタートして、西鉄天神大牟田線を中心に福岡の神社を7社巡りましたが、この記事はその6つ目です。
天神の警固神社にお参りし御朱印をいただいてから、同じ中央区天神の『水鏡天満宮』(すいきょうてんまんぐう)に向かいました。
地下鉄空港線の天神駅からだと歩いて2、3分、警固神社からでも歩いて10分ちょっとで着きます。
後述しますが、水鏡天満宮は菅原道真公と深い関連があり、また『天神』の地名の由来がここにあるのだそうです。
警固神社もですが、ここ水鏡天満宮も人通りが多い大通りにあって、こんなところに!?と驚かされました。
まず目に飛び込んでくるのは鮮やかな朱塗りの玉垣です。間口はビルとビルの谷間でそれほど大きくないのですが、鳥居をくぐって奥に行くとかなり広いです。
御社殿や手水舎も朱塗りでとてもきれいです。また、掃除も行き届いている感じがしました。
水鏡天満宮の御朱印
こちらでいただいた御朱印はこれです。
初穂料は300円だったと思います。
一緒にA4判の表裏に、こちらの御由緒と氏神様のお祀りの仕方を書いたものをいただきました。
水鏡天満宮の風景
こちらに参拝する前後で撮った写真をお見せします。
なで牛
手水舎
楼門
社殿
扁額
お庭
社務所。御朱印はこちらでいただきます。
恵美須神社・宇賀神社
菅原道真公と水鏡天満宮
菅原道真公と水鏡天満宮の話を、御由緒よりまとめます。
太宰府天満宮の時も書きましたが、京都で要職についていた菅原道真公は、藤原時平らにより京を追われることになります。
延喜元年(901年)太宰府に左遷させられた道真公は、失意の中、四十川(しじゅうがわ・現在の薬院新川)の水面に映る自分の顔を見るのですが、その時に「私の魂はこの地に留まりで人々の守り神になろう」とおっしゃいました。
ほどなくして道真公は亡くなりますが、その意にちなんで、今泉(現在の中央区今泉)に『水鏡天神』・別名、容見(すがたみ)天神が作られました。
そして、その天神様を、慶長十七年(1612年)、筑前福岡藩の初代藩主・黒田長政が福岡城を築く際に、鬼門であるこの地に遷移して、福岡城の守りとしたのが今の水鏡天満宮なんだそうです。
地域が「天神」と呼ばれるのも、これが由来だとのこと。水鏡天満宮も本当に由緒ある神社なんですね。
それでは最後にこちらの神社のデータです。
DATA
名 称:水鏡天満宮(すいきょうてんまんぐう)
住 所:福岡県福岡市中央区天神1丁目15番4号
ホームページ:福岡市中央区のサイト内「水鏡天満宮」
創 建:創建ははっきりしませんが、慶長17年(1612年)、初代藩主黒田長政が、福岡城築城の際「水鏡天満宮」として現在の地に移転したと言われています。
御祭神:菅原道真
交 通:西鉄福岡(天神)駅下車徒歩5分
主な行事
7月 夏祭
10月 秋祭
『福岡市赤煉瓦文化館』もすぐそばにありますし、食事するところもたくさんあるので、それらの楽しみと合わせてお参りされるのもいいのではないかと思います。
なお、ネット上にはこちらの宮司さん個人に関する口コミが多数見受けられましたが、私からはコメントは差し控えさせていただきます。
次回は、この日の神社巡りのラスト、福岡県護国神社をご紹介します。
⇒九州・沖縄地方で御朱印がもらえる神社・お寺リスト
他の地域の御朱印は、お手数ですが
・トップページに戻り「全国の御朱印」から ⇒ サブメニューでご希望の地域を選択 または
・PCの方はこのページ最上部のメニューから/スマホの方はこのページの最上部左の三本線メニューから ⇒「全国の御朱印」⇒ サブメニューでご希望の地域を選択 とお進みください。
コメント