熊野道祖神社を出て、当日の神社巡り4社目『高宮八幡宮』(たかみやはちまんぐう)に行きました。
こちらは西鉄天神大牟田線で、前の記事の大橋駅の隣「高宮駅」です。
前の記事でご紹介した熊野道祖神社と比較的近くですから、車での方はもちろん、電車を利用の方も両方お参りされるといいのではと思います。
高宮駅から高宮八幡宮は直線距離だと500mほどなんですが、高台の住宅街の中にある神社で、そこまで坂を登るのがなかなかハードでした(笑)。
でも、途中途中に目印が書いてあるので迷うことはありませんよ。
私はこちらから入ったのですが、実は裏側だったようです(^_^;。この正面に階段があり(下の写真)、下から上がってこられます。
表の鳥居と階段。少し急なので気をつけて上ってください。
境内は高台のせいもあってか静かで風が気持ちよく、とても落ち着きます。穏やかな空気が流れている印象でした。
こちらの社史によると、天智天皇の御代(655年~661年)に、現在の高宮駅東・磐瀬の地に行宮(あんぐう・天皇の行幸の時の仮のお住まい)があったそうで、その時に神功皇后のゆかりの地としてここに神様を祀ったのが最初だそうです。そこから1300年以上もの歴史があるんですね。
特に江戸時代には、この辺り一帯17の村の氏神様だったことが資料により分かっています。それは現在の福岡市博多区・中央区・南区などの一部、春日市・那珂川町などの一部を含む広大な地域でした。広くこの地域の皆さんの心の拠り所だったんでしょうね。
本殿にお参りをした後、御朱印をと思い、社務所に行ったのですが、宮司さんがひどく慌ただしそうでした。
「今からご祈祷なので、15分ほど待ってもらえますか」ということでしたので、そのまま境内の端にあるベンチで待たせていただきました。
高宮の町が見下ろせますし、この空間もなかなかいいなと思いました。
その間にまた他の御朱印希望の方が来られたりする中、私もいただくことができました。
高宮八幡宮の御朱印
こちらでいただいた御朱印はこれです。
スッキリした字体ですね。この神社のイメージに合っている気がします。
御朱印をいただく際に『やまもも』という、こちらの社報をいただきました。季刊誌とのことで、いただいたのは平成30年1月号。第79号でした。A5判8ページに「神道講座」や日々の暮らし方など、ためになるお話がたくさん載っていました。また、B4判4ページ・カラーの「高宮八幡宮通信」というのもいただきました。
高宮八幡宮に行かれる方はぜひこの社報もいただいて帰ってくださいね。
※『やまもも』のバックナンバーは、高宮八幡宮のホームページから見ることができます。(第1号・平成12年7月発行分〜第19号・平成15年9月発行分 まで)
高宮八幡宮の風景
こちらの境内の写真を掲載します。
手水舎
権現大神と地蔵菩薩
猿田彦大神
恵比須様と大黒様
福をもたらせてくれる「巡り大黒」と「迎え恵比須」。お参りの仕方が書いてありました。読めますか?
それでは最後にこちらの神社のデータです。
DATA
名 称:高宮八幡宮(たかみやはちまんぐう)
住 所:福岡県福岡市南区高宮4丁目9-34
電 話:092-522-8435
メール:http://www.takamiyahachimangu.com/
ホームページ:http://www.takamiyahachimangu.com/
創 建:天智天皇(655年〜661年)の御代と伝わる
御祭神:應神天皇(おうじんてんのう)、 神功皇后(じんぐうこうごう)、玉依姫命(たまよりひめのみこと)
交 通:西鉄大牟田線 高宮駅下車 徒歩7分
御朱印:初穂料 300円
主な行事
1月 歳旦祭、元始祭、どんど焼き
2月 節分祭
3月 雛祭、春の祖霊祭
5月 端午の節句
7月 夏祭り(大祓)、夏越しの祓、獅子祭
9月 雛祭、秋の祖霊祭
10月 宮座、例大祭
11月 七五三、明治祭、新嘗祭
12月 天長節、大祓
この次は天神に戻り『警固神社』にお参りしました。次回はそちらをご紹介します。
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