熊野道祖神社の御朱印〜2つの素朴な神社に癒される｜福岡市南区

先月3月18日に、福岡の西鉄天神大牟田線を中心に7社の神社巡りをしましたが、この記事はその3回目となります。

「春日神社」を出て、歩いて西鉄天神大牟田線・白木原駅まで戻りました。
そこからもう一度大牟田線に乗り、福岡天神方面に4駅、「大橋（おおはし）駅」で降ります。

次の目的地は、大橋駅から少し歩いたところにある『熊野道祖神社』（くまのどうそじんじゃ）です。

地図を見ながら行くと、熊野道祖神社は駅東口から大通りを300mほど歩いたところにありました。
普通に歩いて5分くらい、それほど遠くはありません。

大きな神社ではありませんが、なんだかとても癒される雰囲気のあるところです。

社務所があったので、多分ここでいただける・・と思って覗いたのですが・・・

どなたもいらっしゃらなくて、代わりに、社務所の外に礼装をした数名の方がいらっしゃいました。
私がどうしよう・・と少し困っておりましたら、その中の一人の男性が、『今日はちょうど宮司さんの息子さんの結婚式なんですよ』と教えてくださいました。

「あー、そうなんですか！」

タイミングが良かったのか悪かったのか（笑）
でも偶然とはいえ、そういうとってもおめでたい時に参拝させていただいたのは、やはりありがたいご縁ですよね。

お忙しそうだし、おいとましようか・・と思っていた矢先に、宮司さんらしき方が出てらっしゃいました。そこで「御朱印をいただけますか」と言いましたら、快く書いてくださいました。ありがとうございました。

熊野道祖神社の御朱印

いただいた御朱印はこちらです。

参拝の文字の書き方が独特ですね。>^_^< 初穂料は「お気持ちで」とおっしゃったので、300円を納めさせていただきました。 御朱印とともに、「熊野道祖神社略誌」というパンフレットをいただきました。 それによると、古くから塩原中央部にあった「熊野神社」と、塩原イトリサヤ（現在の塩原4丁目芸工大前）にあった「道祖神社」が、昭和12年に合祀されて、現在の「熊野道祖神社」となったのだそうです。 元々の創建は不明ですが、古事記にその最初が載っているそうなので、かなりの歴史があることは間違いありません。

古峯神社の風景

こちらで撮った写真を掲載します。

本殿。素朴な雰囲気ですが、心が癒されます。

鳥居

手水舎

こんな看板もありました。

そして、ちょっとユニークだと思ったのは、本殿のすぐ裏手、路地を挟んだところにもう一つ、小さな社（道祖神社）があることです。

こちらも独特の神秘的な雰囲気のあるところでした。祀られているのは喉の神様だそうです。お稲荷様もあります。

奥に大きな御神木が見えます。

ネットの口コミを見ても、この2つの神社に「心のよりどころです」とか「私の神聖な場所です」「裏の神社が好き」と言った書き込みが見られました。
きっとこの地域の人の安らぎの場になっているんだろうなと思いました。

最後に、宮司さんの息子さん、奥様、ご結婚おめでとうございます。どうぞ末長くお幸せに！！

それではこちらの神社のデータです。

DATA

名　称：健田須賀神社（たけだすがじんじゃ）
住　所：福岡市南区塩原4丁目11-1
電　話：092-541-3545
創　建：不明
御祭神：武伊邪那岐命（いざなぎのみこと）、久那斗神（くなどのかみ）。八衢比古神（やちまたひこのかみ）、八衢比売神（やちまたひめのかみ）
境内末社：福徳稲荷大神、金伯五金大神、伊豆能売大神、のどの大神
交　通：
西鉄バス博多郵便局前バス乗り場より「60番・47番」那珂川営業所行き、「48番」福翔野多目行きにて「塩原四丁目」下車徒歩2分
西鉄大牟田線「大橋駅」東口より徒歩5分

御朱印初穂料： お気持ちで

主な行事
1月　歳旦祭、元始祭
2月　節分祭、建国記念日
4月　春季大祭
7月　夏季大祭
10月　秋季大祭

この次、西鉄天神大牟田線で一つ隣「高宮」駅の『高宮八幡宮』に行きました。次回は、そのご紹介をします。