吉備津神社の御朱印と境内風景〜本殿の建築が美しい|岡山市

昨年(2017年)の12月ですが、岡山市の歴史ある二つの神社、「吉備津神社(きびつじんじゃ)」「吉備津彦神社(きびつひこじんじゃ)」に行きましたので、その時のことを記事にします。

本殿(大)
「吉備津神社」と「吉備津彦神社」と、「彦」があるとないとでどう違うんだろう?なんて、ど素人のようなことを思った私ですが(^_^;

調べてみると、古代日本でこの地域を表す『吉備国(きびのくに)』と、その後の「備前国(びぜんのくに)」「備中国(びっちゅうのくに)」「備後(びんごのくに)国」の三国と深い関係があるんですね。

私は広島県の西部に住んでいますが、県東部の福山市あたりは今でも備後地方といいますし、岡山県の西部には「備中」という言い方も残っているし、東部にはその名も「備前市」があります。

この辺りの歴史については記事の後半で触れたいと思いますが、そんな歴史の中でこの「吉備津神社」と「吉備津彦神社」、さらには福山市の「吉備津神社」があったと聞くと、とても興味深いものを感じます。

どちらも、かつて第七代孝霊天皇の皇子として生まれた「大吉備津彦命(おおきびつひこのみこと)」という方をお祀りしている神社です。なので親戚のような神社と言えるかもしれません。
(すごく大雑把な言い方ですみません・・・)


まずこの記事では、先に行った「吉備津神社」をご紹介します。



吉備津神社への行き方

私はほとんどの場合、電車やバスを利用し、あとはひたすら歩いています(笑)。

ですが、今回は岡山にブログ関係の友人がいまして、その方に車で連れて行っていただきました。
(Mさん、本当にありがとうございました!)

岡山駅から吉備津神社へは直線距離で約6km、車で10分ちょっとくらいだったかと思います。
電車だと、岡山駅からJR吉備線(桃太郎線)で4つ目「吉備津」で降りて徒歩10分だそうです。
3つ目の「備前一宮」駅でレンタサイクルもあるようなので、自転車も楽しそうですね。


吉備津神社の御朱印


この神社でいただいた御朱印をご紹介します。
こちらになります。

吉備津神社_御朱印メイン
ネットの口コミでは桃太郎をモチーフにしたオリジナル御朱印帳を発行されたようですが、私が行った時にはよくわかりませんでした。今度行ったらぜひ見てみたいです。
ちなみに、こちらの主祭神である「大吉備津彦命」が桃太郎のモデルとも言われています。



吉備津神社の風景

こちらで撮ってきた写真をご紹介します。

登り口の長い階段を登っていきます。
石段の中頃 石段の下
北随神門(重要文化財)
北随神門
御朱印などの授与所はここ
御朱印授与所
授与所の左手に境内の案内の看板がありました
授与所の横の境内の案内
お参りはこちらでします
授与所の建物の真ん中1 授与所の建物の真ん中2 授与所の建物の真ん中3
[国宝]本殿・拝殿の外観
こちらの本殿・拝殿は「比翼入母屋造(ひよくいりもやづくり)」と言って2つの棟を1つに結合したような形の建築で、大変珍しいものです。(吉備津神社の場合は特に『吉備津造(きびつづくり)』というそうです)
社殿別角度(小)
確かに、私もだいぶあちこち見てきましたが、こういう形の神社は初めて見ました。堂々として厳かな雰囲気が伝わります。この建物は国宝に指定されています。


社務所と祈祷の受付所(右手)
社務所
回廊の入口。手前の朱塗りの門が『南随神門』です。
回廊の入り口
この先に長い回廊が続きます。とてもユニークな形だと思いました。
回廊全体
回廊を歩いた先に『えびす宮』『御釜殿』『本宮社』『ぼたん園』『アジサイ園』などいろいろな見どころがあるのですが、今回は時間的に省略しました。いつか改めて行きたいし、行ったら追記したいと思います。

境内に『祈願トンネル』という場所が作られていました。願い事のある人はここに絵馬をかけ、このトンネルをくぐると叶うと言います。
祈願トンネル

吉備と吉備津神社の歴史

冒頭にも書きましたが、この地域の歴史について少し触れておきます。

かつて古代日本の頃から、この地域は吉備国(きびのくに)と呼ばれていたそうです(今の岡山県と広島県や島根県の一部を含む地域)。
それが7世紀後半になって「備前国」「備中国」「備後国」と三つの国に行政が分かれた時に、ここ吉備津神社が備中国の一宮となり、その分霊が備前国の一宮(吉備津彦神社)と備後国の一宮(福山の吉備津神社)になったと言われています。

そういうことから、この岡山の吉備津神社は備中国の一宮でありつつ、「三つの備の国の一宮」という意味で『三備一宮』と言われ方をしています。

吉備津彦神社は「備前国一宮」と称されていますね。



大吉備津彦命と桃太郎伝説
ちなみに、先ほどこちらの主祭神である「大吉備津彦命(おおきびつひこのみこと)」が桃太郎のモデル、と書きましたが、少しその話も。

第10代天皇・崇神天皇(紀元前148年〜紀元前29年)の御代に大吉備津彦命がこの地を平定する際、ここにいた温羅(うら・うんら・おんら)という者を退治した、という話が残っているそうです。温羅が住んでいたのが鬼ノ城(きのじょう)という古代山城。吉備津彦命は、犬飼健(いぬかいたける)・楽々森彦(ささもりひこ)・留玉臣(とめたまおみ)という3人の家来を連れて、この温羅を討ったのだそう。

「鬼ノ城」とか「犬飼」とか・・猿とキジは出てきませんが、3人の家来・・と、いかにも桃太郎伝説に通じてきそうな話です。

討たれた「温羅」も、悪い人のようにされていますが、元々吉備津彦命以前にこの地域を発展させてきた人物という説もあります。だとすれば歴史も少し残酷なところがありますね・・。

YouTubeよりこちらを写した動画をお借りしました。よろしければご覧ください。



なお、吉備津神社のホームページから、私もいただいたパンフレットがダウンロードできますのでぜひそちらもご覧ください。
パンフレット http://www.kibitujinja.com/Pamphlet/


それでは吉備津神社の主なデータをまとめて終わりにします。



DATA

名 称:吉備津神社(きびつじんじゃ)
住 所:岡山県岡山市北区吉備津931
電 話:086-287-4111(受付時間 8:30〜16:00)
ホームページ:http://www.kibitujinja.com/
創 建:不詳
主祭神:大吉備津彦命
社格等:備中国一宮、旧官幣中社
本殿の様式:吉備津造檜皮葺

交 通:JR桃太郎線(吉備津線)吉備津駅徒歩約10分
    中鉄バス吉備津神社行き 終点「吉備津神社」下車徒歩すぐ
    中鉄バス稲荷山行きまたは大井行きで「吉備津神社参道口」下車徒歩5分
    備北バス東総社経由地頭行きで「吉備津神社参道口」下車徒歩5分
    備前一宮駅からレンタサイクルで約15分

駐車場:広い駐車場があり
御朱印:初穂料 300円

主な行事
1月 歳旦祭
2月 建国記念の日祭
3月 祈年祭、ひな祭
5月 春季大祭(七十五膳据神事)
6月 大祓式
7月 夏祭
10月 秋季大祭(七十五膳据神事)
11月 七五三詣
12月 大祓式・除夜祭

毎月第1日 月旦祭
毎月第13日 月次祭


次回は吉備津彦神社をご紹介します。


中国地方各県の御朱印をもらえる寺社はこちらのリストをご覧ください。
中国地方で御朱印がもらえる神社・お寺リスト

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